戻るボタンが効かないサイトに遭遇した時の対処法

Google検索などでリンクをクリックした際や、広告のアクセス先などで、たまに戻るボタンで戻れなくなることがあります。そのような場合、元いたページに戻ることが困難になります。そこで、今回はその対処法について解説していきます。

対処法

スマホの場合

スマホの場合の手順は以下のとおりです。

  1. 戻るボタンを長押し
  2. 履歴の中から元々いたサイトを探してタップする(一覧になければ、下にスクロールしたり、「全履歴を表示」などをタップする)

画像はAndroid端末でChromeを使っている場合のものですが、iPhoneでSafariを使用している場合などでも同様の手順を使うことができます。

パソコンの場合

パソコンの場合でも同様に上記のような方法が使えます。しかしながら、パソコンの場合では上記の方法で戻れないサイトでも戻ることができる方法があります。その方法は。

  • [Alt]キーを押しながら[←]キーを長押しする

ことです。キーの位置は下の画像を参考にしてください。

この方法により、タブを開いた時のページに移動することができます。

それでも戻れない場合

上に示した2つ方法を利用しても、元のサイトに戻れないことがあります。その場合はどうしようもないので、タブを消すしかありません。

戻れないサイトの仕組みとは?

では、戻れないサイトはなぜ作れるのでしょうか。ここではその仕組について説明します。

戻れないサイトは「リダイレクト」という機能を使用していることがほとんどです。
リダイレクト機能は、ページを読み込んだあとすぐに別のページに自動で移動するような機能です。

つまり、アクセスしたページにリダイレクトが仕組まれていた場合、戻る前のページに強制的に戻されることになります。

なお、実際の仕組みはこれよりも複雑です。例えば、上図のようなリダイレクトを用いたページをを何個も作り出すことにより、何度戻るボタンを押しても効かなくするという方法はよく使用されています。また、悪質なサイトであれば検索結果などの元々いたページの履歴を削除して戻れなくするという方法も使われており、このようなサイトではタブを消さざるを得ないということになります。

豆知識

戻るボタンで戻れないサイトの多くは詐欺サイトや、広告のページにアクセスさせることを目的としているサイトが多いです。よって、このようなサイトにはなるべく長く滞在せず、すぐに戻ったり、タブを消したりすることが大切です。

また、Googleはこのようなサイトの対策として、Chromeではそのようなサイトをスキップするようにするようになっています。
(参考→ https://gigazine.net/news/20181219-google-chrome-drive-out-history-manipulation/ )

まとめ

戻るボタンが効かないサイトに遭遇した場合は、まず戻るボタンを長押しして元いたページに戻ることを試すことが有効です。それが無理ならば別の方法を使う、もしくはタブを削除する歯科方法がありません。

個人的には、このようなサイトが一刻も早くなくなれば良いと思うばかりです。

2021年3月4日インターネット広告

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