“Wohand”や”Womini”などというbluetoothの正体とは?
Bluetoothの接続画面でデバイスに接続すると、"Wohand"や"Womini","WosensorTH"といった謎のbluetoothデバイスに接続することがあります。これらのデバイスに接続した場合、どのようなことになるかというのは分からない方がほとんどなのではないでしょうか。そこで、この記事では、"Wohand"や"Womini"などのbluetoothデバイスの正体や、接続することはできるかなどについて紹介していきます。
概要
AndroidなどのデバイスでBluetooth設定を開き、デバイスを検索する際に、このようにMACアドレスが表示されたデバイスが表示されることがあります。これらのデバイスに接続しようとすると、「Wohand」などといった、"Wo"から始まる名前の謎のデバイスにペアリングされることがあります。
なお、筆者の環境では、iPhoneではこのようなデバイスにペアリングすることはありませんでした。
謎のBluetoothの正体とは?
“Wohand"などといった謎のBluetoothは、Switchbot製の製品が、アプリから接続するために発信しているものになっています。
具体的には、以下のようにBluetoothのデバイス名と、Switchbot製品が対応しています。
Bluetoothデバイス名 | 製品名 |
---|---|
Wohand | Switchbot ボット |
Womini | Switchbot Hub mini |
Woplus | Switchbot Hub plus |
WoSensorTH | Switchbot デジタル温湿度計 |
WoCurtain | Switchbotカーテン |
WoBulb | Switchbot LED電球 |
WoButton | Switchbot リモートボタン |
これらのデバイスは、"Bluetooth Low Energy"という、イヤホンなどとは異なる技術を使用しているので、通常ペアリングをするということは想定されておらず、アプリなどからアクセスすることが前提となっています。
そのため、接続した場合でも、「ペアリング済み」の状態から進展はありません。
接続したらどうなる?
これらのBluetoothデバイスには、接続しようとしても特にできることはありません。なぜなら、先程の節でも述べた通り、ペアリングすることはできず、アプリなどから接続するということを想定しているからです。
特に、Switchbot製のデバイスを持っていないのに接続してしまったという方は、情報が抜き取られているのではないかと心配することもあるかと思いますが、その危険性はありません。
まとめ
“Wohand"や"Womini"という謎のBluetoothの正体は、Switchbot製のデバイスが発信しているものでした。これらのBluetoothデバイスに接続しても特にできることはないので、情報漏えいに対する心配も必要ありません。
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