裏アカウント特定サービスが発表!その対策方法は?

近年、会社の従業員のTwitter投稿が炎上するなどの問題が発生しています。その対策のために、SNSアカウントを調査する会社が増えてきましたが、これがさらに裏アカウントにまで及ぶ可能性が出てきました。それは企業調査センターが2020年9月7日に開始予定のいわゆる「裏アカウント特定サービス」によるものです。実際に自分の裏アカウントをチェックされるとなると、怖いという人も多いではないでしょうか。そこで、この記事では、裏アカウント特定サービスの回避方法を紹介していきます。

対策方法

鍵アカウントにする(推奨)

これがアカウント削除以外の対策としては最も確実な方法です。なぜなら、ツイートは特定材料として最も有効だからです。

Twitterのアカウントを非公開にする方法はすでに別サイトでまとめられているので以下の記事を参考にしてください。

ツイッターの鍵アカウント(鍵垢)とは?|設定方法・使い方・覗き方まとめ

しかし、鍵アカウントにしても油断してはいけません。理由は以下のとおりです。

  • 検索結果などでまとめサイト等に自分のツイートが掲載されているものが引っかかる可能性がある
  • 自分へのリプライは非公開にならない
  • 自分がフォローしている、もしくは自分をフォローしているアカウントは特定ができる

このうち、検索結果に載っているツイートは鍵アカウントにしてからしばらくすると消えることがあります。そのため、早いうちから鍵アカウントにすることが重要です。

プロフィールを変更する

Twitterのプロフィールはアカウントを公開しているかどうかに関係なく誰でも見ることができます。ここに自分に関する情報(大学名や誕生日など)が記載されていると、アカウントが自分のものであると分かる可能性があります。

そのため、鍵アカウントにした場合でもプロフィールに特定要素はないかチェックする必要があります。

特に、誕生日を公開している方は以下の記事にあるように、公開範囲を変更することが必須です。

【Twitter】生年月日の公開範囲設定方法

鍵アカウントにしたくない場合は?

どうしても裏垢を鍵アカウントにしたくない場合は以下の方法があります。しかしこれらは対策として不十分な場合があります。

ツイートを削除する

プロフィールと同様に、ツイートにある自分に関する情報や、友人の名前などから自分を特定される可能性があります。そのようなツイートを削除すれば特定の確率を下げる事ができます。

表アカウントと似た内容をツイートをしない

表アカウントのツイートとの類似率が裏アカウントの特定に繋がる可能性があります。そのために、表アカウントと似た話題をツイートするのは避けたほうが良いでしょう。

表アカウントと同じ人をフォローしない

これも先程と同様に類似度による特定を防ぐのに有効です。

別の裏垢を作るのは有効?

別に裏アカウントを作ってそちら側を自分の裏アカウントとして認識させることにより、本当の裏アカウントの特定を防ぐ事ができるのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。しかし、裏アカウントは1つとは限らないということを調査会社は分かっているはずなので、本当の裏アカウントがバレてしまう可能性も考えられます。そのため、この方法はあまり有効ではないでしょう。

まとめ

裏アカウント特定サービスを回避するためには、裏垢を非公開にすることが最も効果的です。そもそもあまり見せられないようなツイートをしているのであれば、そのアカウントは非公開にするべきなので、この機会にアカウントを公開するかを考えてみて下さい。

2020年9月28日インターネット

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